3月26日から30日、日本YMCA同盟では、日本キャンプ協会、 朝日新聞厚生文化事業団との共済で、
瀬戸内海・小豆島の傍らに浮かぶ 「神戸YMCA・余島野外活動センター」で震災で両親や片親を亡くした
子供たちを対象にしたグリーフキャンプを実施しました。
このキャンプではゆっくりとすすむ時間の中、想像を絶する体験をし、 大きな喪失感を抱える子供たちが
自分たちの心を見つめる 時間をしっかりと確保しながら、その周りを「キャンプ」という楽しい時間で 包み
込んであげるプログラムです。
参加した子供たちは本来「海っ子」です。 カヌーなどの海でのレクリエーションはもちろんのこと、 貝や
海藻の名前も良く知っているし、それを調理して食べたりもしました。
実施前には子どもたちの海への恐怖感を心配していましたが、 海のプログラムに挑戦してみてよかったと
思いました。
また、日頃から余島野外活動センターで活躍する神戸YMCAリーダー6名や 京都、東京、盛岡YMCA
のリーダー・OBが参加し、 彼らの力が子どもたちに寄り添う場面でも大きく発揮されました。
(日本YMCA同盟 YMCA東日本大震災支援活動報告143より)
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